1967-10-11 第56回国会 衆議院 決算委員会 第3号
北東北のビート会社とビート生産農民との取引価格というのは、従来北海道におけるてん菜の生産農民と製糖工場との間に価格の取りきめができますと、その価格に五十円をプラスした価格というものが北東北の生産農民と製糖会社との間の取引価格になるという慣行が続いておったわけであります。
北東北のビート会社とビート生産農民との取引価格というのは、従来北海道におけるてん菜の生産農民と製糖工場との間に価格の取りきめができますと、その価格に五十円をプラスした価格というものが北東北の生産農民と製糖会社との間の取引価格になるという慣行が続いておったわけであります。
しかしビート生産農民もやはり国民の一人であり主権者であることに間違いがないことは御承知のとおりですから、こういう国の政策あるいは制度をどうするかというような点についてこそ、むしろ大胆率直に意見を述べてもらわないと問題の解明は進まないのではないかと実は考えるわけでございます。
ビート生産の現状を深く考慮することなしに、いたずらに工場の新設のみを急ぐ場合においては、経営上の無理をビート生産農民にしわ寄せするか、または国家財政によけいの負担をかけることは火を見るよりも明らかである。